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バカ売れのためのキャッチコピーの極意とは?【書評】1行バカ売れ / 川上 徹也(著)

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読んだ人の心をグイッとつかむための方法とは?
たった一行にこめられた奥深い物語と、そこに行き着くまでの努力とは?



  この本の概要
新書: 256ページ
出版社: KADOKAWA/角川書店 (2015/8/7)
言語: 日本語
ISBN-10: 4041027527
ISBN-13: 978-4041027523
発売日: 2015/8/7
商品パッケージの寸法: 17.4 x 10.8 x 1 cm



  目次



はじめに
序章 バカ売れ1行のための大前提 ー「自分に関係ある」と思ってもらおう
第一章 なぜ人は新しい情報が好きなのか? ーニュースを知らせる
第二章 あの掃除機が売っているモノ ー得することを提示する
第三章 いくつになってもモテたいのは、なぜ? ー欲望を刺激する
第四章 悩みやコンプレックスの経済効果 ー恐怖と不安でやさしく脅す
第五章 なぜデメリットを言われると買いたくなるのか? ー信用を売りにつなげる
第六章 思わず反応してしまうキャッチコピー10の型
おわりに






  感想
Kindle版を読了。
実例豊富で非常に分かりやすく読みやすいです。





「この1行を書けば必ずバカ売れする」という魔法のテクニックはありません。しかしこういうキャッチコピーを書けば、売れる確率は格段にあがるという法則や型はあります。「売れる言葉の法則」は、1世紀近く前から現在にいたるまで、アメリカのコピーライターやマーケッターたちによって、となえられています。ジョン・ケープルズ、デイヴィッド・オグルヴィ、クロード・C・ホプキンス、レスター・ワンダーマン、ジョセフ・シュガーマン、ダン・S・ケネディなどなど。


広告、マーケティングの世界ではやはりある程度の「型」があります。
それがそれぞれ現代風にアレンジされながら使われているのですね。





1行バカ売れのためには、まずは「強い言葉」を使うことを意識することから始めてみてください。




シンプルだけど大切な、キャッチコピーに関するたった1つの大原則をお伝えします。それは、受け手に「自分と関係がある」と思ってもらうということです。


以前も別の本で出ましたが「関係がある」と思ってもらうことイコール興味を惹いてもらうことですね。
そこから発展してファンになってもらうまでがブランディングのキモなのですね。





自分ごとにしてもらうための5W
W1 ニュースを知らせる
W2 得することを提示する
W3 欲望を刺激する
W4 恐怖と不安でやさしく脅す
W5 信用を売りにつなげる
以上の5つの「What to say」(5W)で訴求すれば、人は「自分と関係がある」と思いやすくなり、その情報をスルーできなくなるのです。


ニュースとして知らなかったことを知らせるという手段。
本書ではベネフィットととも書かれていますが得することを知らせるという手段。
健康、性欲、飲食、風貌、自己承認などの人間の欲望を刺激するという手段。
悩みを自覚させるために不安からアプローチするという手段。
誰から買うかという信用大切にするアプローチ。
本書では上記5つが細やかに解説されています。





「得したい」より「損したくない」


同じ商品なら大手メーカーのものが売れていきます。
それは信用という目に見えないモノサシが無意識にそうさせているのですね。
現在はその信用を結ぶことがなかなか難しいのでSNSなどでコミュニケーションを取ることで信用醸成を図っていると述べられています。
また正直にデメリットを語ることでそれが逆に信用につながるケースも紹介されています。
当然と言えば当然ですが、これがなかなかきちんとできるケースが少ないのでしょう。





2009年9月の発売以来、大ヒットしているインスタント味噌汁があります。それが永谷園の「1杯でしじみ70個分のちから」です。商品名自体がキャッチフレーズになっています。


このような実例も掲載されているので、コピーライターだけでなくマーケティングに携わる方にもオススメの本ですね。





「はじめに」にも書きましたが、バカ売れという現象は、いろいろな要素が重なって起こるものです。狙って起こせるものではありません。しかし本書で解説した5W10Hを常に考えることで、売れる確率は大幅に上がるはずです。




言葉だけで「バカ売れ」してしまったものは、やはり長く続かない場合が多いのです。きちんと売れつづける「物語」を組み立てる必要があります。


やはり言葉だけではなく、バックボーンや物語まで含めて考えることが売れ続けるイコール商品の命を長生きさせる秘訣のようです。
本書で述べられていた5W10Hは常に頭に入れておきたいものです。









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