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クリエイティブな発想力を得るためには?【書評】スパークする思考 右脳発想の独創力 / 内田 和成(著)

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元BCG日本代表が指南するひらめきを生むための方法とは?
単に情報を分析するだけではダメなのだろうか?



  この本の概要
新書: 182ページ
出版社: 角川グループパブリッシング (2008/11/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4047101672
ISBN-13: 978-4047101678
発売日: 2008/11/10
商品パッケージの寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm




  目次



はじめに 日常を仕事に持ち込むだけで、発想力は向上する
第一章 問題意識がスパークを生む
第二章 アナログ発想で情報を集める
第三章 情報は放っておいて熟成させる
第四章 アイデアを生み育てるアナログ思考
第五章 創造力を高める右脳発想
エピローグ 生活者支店があなたをクリエイティブにする










  感想
Kindle版を読了。
仮説思考で有名な著者の日常での発想力を高める方法指南。
全体的にエッセイ風で非常に読みやすい本でした。




もともと何の問題意識も持っていなかったのに、ある現象(情報)によって自分の中にあった問題意識が引っ張り出されたり、誘発されることもある。逆に積極的に問題意識を前面に出して現象(情報)を見ることで、スパークが起こり、ひらめくという場合もある。




新しいアイデアを思いついたり、それを仕事に活かせる人間は、決して単なる変わり者ではない。彼らは独りよがりのアイデアにおぼれることなく、常に市場や顧客に目を向け、引っかかった情報にインデクシングし、自分の情報データベースに紐付けながら思考しているのだ。




企業に働く者としての問題意識に加え、生活者としての感性を活かした情報収集に勝る方法はない。生活者の側面を捨てて、与えられた情報の深掘りだけをしている「ふり」よりも、多くの成果を期待できるはずだ。


まったくのゼロからイチを生み出すことは非常に難しいです。
けれどあるものを組み合わせたり分離したりすることで今までと違うものが生まれることもあります。
それをいかに誘発させるか。
著者は仕事だけに没頭するなと言います。
ものごとを分析だけしても新しいことは生まれないと。
普段の生活する場面を思い浮かべることが重要と言います。





いかに常識を離れ、客観的に情報を見ることができるか、その情報を熟成させ、頭の中のデータベースと自由に化学反応を起こさせることができるか、いかにそうした過程を左脳によって邪魔しないことができるかが勝負なのだと思っている。


スパークさせるための準備をしておけば、何か情報が入った時に化学反応が起きると言います。
そのためには常に問題意識を持つことが大切なのだそうです。





本書の主張は、努力をするなということではない。労力は決して使い惜しんではいけない。ただ、その労力、努力を集中する場所、段階、方法を間違えてはいけないと私は思っている。


脳にレ点を打つ、と言う言い方で下記のような情報収集の方法が挙がっています。
・本や雑誌なら該当箇所に線を引く
・手を動かして視覚に訴える
・余白にメモを残す
・ページの端を折り曲げる
・切り抜きを行う
・メモを取る
・写真を撮る
・人に話すことで脳に残す

まずは何か行動を起こすことが大事だと。
メモに取ったり写真に残すのも脳に記憶を植え付けるのに有効な手段だそうです。

ここまでで恐らく何かが思い浮かびませんか?
そう、一時期ライフハック界隈で盛り上がったユビキタス・キャプチャーですね。
それに合わせて文房具界隈も小型メモ(具体的に言えばモレスキン)が流行ったりしましたね。


ユビキタス・キャプチャーとは何か、と言うと


最近よく使われるようになったこのユビキタスという言葉には、「汎用的」とか「どこでもみつかる」という意味がありますが、ここでは「全ての場所で全ての出来事を」という意味に使っています。つまり、「ユビキタス・キャプチャー」というのは、「人生に起こる全ての出来事を記録してゆく」という手法です。

Lifehacking.jp
「全てを手帳に記録する」、ユビキタス・キャプチャーの実践
http://lifehacking.jp/2007/04/ubiquitous-capture-habit/


キッチリとユビキタス・キャプチャーを身につけたい方は技術評論社のHPのこの辺りがオススメ。
確実に身につける!メモ術基本レッスン 第9回 擬似ユビキタス・キャプチャー






もともと何の問題意識も持っていなかったのに、ある現象(情報)によって自分の中にあった問題意識が引っ張り出されたり、誘発されることもある。逆に積極的に問題意識を前面に出して現象(情報)を見ることで、スパークが起こり、ひらめくという場合もある。


こうやって日々気になったこと、使えそうなネタを脳にレ点を打って記憶/記録していきます。
そうすると蓄積された情報に新しいものが加わった瞬間にスパークを起こしてひらめく、と。





溢れ出てくることもある。あるいはワインが熟成するように、おのずと発想がひらめくこともある。「ああ、あのときのあれって、そういうことだったのか!」といった具合だ。


また情報が寝かされているうちに発想がひらめくことも。
要は必要なもの(情報)が揃った段階で脳のスイッチが入るのでしょう。

このような方法は普段の知識の蓄積量とそれを普段から気にかける問題意識が大事なのでしょう。
いつもいつも気にかけるのが面倒ならば常にメモを取って忘れたら良いのですね。
僕も結構メモを残しますがそのメモを振り返ると自然にその時の状況が思い浮かびます。
勿論、メモを取った自分自身でも「何だこりゃ」というメモもありますけれど(笑)

最近は仕事関係のメモは日報的に時系列に毎日Evernoteに記入しています。
デジタルの強みは検索なので記憶の断片、ほんのかけらでもEvernoteの検索窓で検索をすると大体見つかることが多いですね。

新しい発想、というのは広告業の僕にとってもあればあるだけ助かるものですので、いつも問題意識を忘れないようにしたいものです。






スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)
内田 和成

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