Black Peaks

見上げても黒い頂上はいつも見えない

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

体系的に整理された「考える」ということ【書評】思考を広げる まとめる 深める技術 / 太田薫正(著)

20160726_shiko.jpg

広げる、まとめる、深めるという3ステップで思考を収斂させていく方法。
目的に沿う結果を求めるために3つのそれぞれをブレイクダウンして解説されています。



  この本の概要
単行本: 191ページ
出版社: KADOKAWA/中経出版 (2014/5/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4046002786
ISBN-13: 978-4046002785
発売日: 2014/5/28
商品パッケージの寸法: 18.6 x 12.8 x 1.8 cm




  目次



はじめに
第一章 広げる
第二章 まとめる
第三章 深める
第四章 広げる+まとめる+深める
おわりに










  感想
Kindle版を読了。
表紙にマッキンゼーとありますが文章も平易で図解も実例も豊富、サクサクと読み進められます。


「広げる」力が弱いと当たり前のアイデアしか出せないことになりますし、「まとめる」が弱いといろいろなアイデアを考えても行動に役立てにくく、他の人に伝えることもむずかしくなります。また、「深める」力が弱いと、間違った結論を出してしまうケースが多くなります。




3つの考え方は頭の働かせ方が違い、それぞれにコツがあります。 「広げる」では、正しいかどうかを気にせず、自由に案を出していきます。 「まとめる」では、腰を据えて、とにかくまとめ切る。割り切りも必要です。 「深める」では、本当にこれでいいのかと、意地悪に疑ってかかります。


3つのステップですがそれぞれに色々な切り口の考え方がありまして、例えば「広げる」の章には分ける・変える・フォーカスする・類推するなど8つの動作が紹介されています。





まずは考えているテーマに関して「縦軸」と「横軸」になる2つの切り口を決めます。そして、それぞれをいくつかの項目に分割すると表の枠ができたことになります。枠ができたら、縦と横の項目をにらみながら、該当するアイデアを「マス」に入れていきます。表の利点は、バランスよくアイデアが出せるところにあります。


ウンウンとうなるだけでなく、上記のように表にして考える方法も紹介されています。
確かに煮詰まった時にはパズルのように力を抜いて考えることも必要です。
ここを読んで「そうそう!」と思ったのは実際に僕も以前からアイデアを考える時にはこのような表を使って練り直しをしたりしています。



20160726_ovl.jpg


左のピンクの部分にはAという事柄に関することを書き出し、右の緑の部分にはBという事柄を書き出し、それを見ながら重なる部分を書き出すという方法です。
共通項を見つけ出す作業の際には便利です。
自分一人で行うこともあれば、お客様との打合せに持参してお客様とお話しながら書き込んだりもしています。





無数にある組み合わせのごく一部しか示せませんが、「広げる」「まとめる」「深める」の3つの力をすべて使って考えていくと総合的に考えを深めていくことができます。 「型」から入り「型」を忘れる。自由な思考の動きを感じてください。


なかなか一発で「これだ!」という解にたどり着くことは少ないですが、見る方向を変えたり切り口を変えたりしてアイデアを膨らませるのは非常に大切なことだと思います。
マインドマップも類推しながら広げていくものですし、そういうアプリ/ソフトを使いながらまとめていくと良いと思います。
僕はアイデア出しの時はScappleを愛用しています。
マインドマップ風にも使えますし、ずらずらーっと言葉を出し続けてグルーピングも可能です。
この本には様々な切り口が紹介されていますから、僕も煮詰まった時にはパラパラと見返してみたいと思います。






思考を広げる まとめる 深める技術思考を広げる まとめる 深める技術
太田 薫正

KADOKAWA/中経出版
売り上げランキング : 241177

Amazonで詳しく見る








follow us in feedly



関連記事

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。